世界中医薬学会連合学会 in 武漢

世界中医薬学会・耳鼻咽喉科部会の総会に参加するため、中国の武漢市まで行ってきました。この会への日本の耳鼻科医の参加が私が初めてとのことでした。

武漢はコロナで有名になった地でもあり、現地でどのようなことが行われていたか非常に興味を持っておりました。実際に現地では、日本よりもむしろ中医学を使用し積極的にコロナに立ち向かっていたことが良くわかりました。そして今やなにも無かったかのように平穏な日常を取り戻しております。

ロックダウン中にガラガラの市内となったので、そこでタクシーの自動運転の実験をしていたとか。現在、すでに自動運転のタクシー(もちろん運転手いません)が市内を走っており、その実行力の早さには驚愕です。

学会では日本の現状につきお話しいたしましたが、現地では日本の現状について大変興味があるようでした。日中の間には様々な問題もあるかとは思いますが、お互いに高めあえる点にフォーカスして、双方が幸せに発展するようにしてゆければと思います。

現地では中医学の病院でも西洋医学を積極的に取り込んでいました。内視鏡を使いながら鍼を鼻内の奥まで打っていたりと、既存の枠にとらわれない姿勢は見習うべきと感じました。他にも学びがたくさんあり、今後通常診療で生かして行ければと思います。

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