小児の中耳炎

子供の風邪や感染症は寒い季節のもの・・・というイメージが強いかもしれませんが、ゴールデンウイーク前にも風邪などの患者さんが増える傾向があります。

4月は集団保育の始まりの季節。今まであまり細菌やウイルスに触れてこなかったお子さんが、集団生活の中で風邪などをひいて免疫をつけていきます。 中には、治りかけてはまた新たに感染し副鼻腔炎や中耳炎になってしまうケースも。

私は前にお世話になっていた医療法人でたくさんの子供たちを診察してきました。
特に中耳炎については、重度の中耳炎におこなう鼓膜へのチューブ挿入手術やその手術後の管理に明け暮れる日々でしたので、小児の中耳炎は色々なパターンに対応できると思います。

ただ、処置や薬だけで症状に対応しているだけでは繰り返しになってしまいます。 樹の里クリニックでは、根本治療のために家庭でできる一工夫を提供したり、生活の見直しを提案したりしています。

お子さんが小さいほど、中耳炎を見逃してしまうことがあるので要注意です。
痛みが強い時は泣いて保護者が気付くことがありますが、言葉で耳の不快感を表現できないので、知らないうちに悪化している場合があります。
家庭では、よく耳を触っていたり、呼んでも反応が悪かったりしたら、ちょっと注意して見ていてあげて下さい。

※↓の記事もご覧ください

副鼻腔炎のはなし】

樹の里クリニック 軽井沢 耳鼻科

小児の中耳炎” に対して2件のコメントがあります。

  1. 吉野 百香の父親 より:

    東京サクラ耳鼻科のときは本当にいろいろと有難うございました。
    百香、未紗二人ともとても元気になっています。

    偶々いろいろ調べもので石井先生が開業したいことを知りました。
    何もできないですが、ご健康で頑張って下さることを祈ります。

    1. 樹の里クリニック より:

      吉野様

      ご連絡ありがとうございます。お子様たちとは思い出がたくさんあって懐かしいですね。二人とも小さい頃はかなり大変でしたものね・・・。だいぶ成長して、随分と強くたくましくなったことが本当に嬉しいです。また、ご両親も相当大変だったと思います。お疲れさまでした。
      遠いところからではありますが、皆様の健康をお祈りしております。

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