花粉症? 風邪?
花粉症かな?風邪かな?と、迷う時はありませんか?
花粉症は鼻や目の症状以外にのどの痛みが出ることがあり、どちらの対応をしたらいいか迷うという話を耳にします。
診察で鼻や喉の奥を確認すると、風邪の初期と花粉症はほとんど所見が変わりません。
では何で見分けるか?
風邪はだいたい2-3日で症状が強くなり、1週間前後で治ります。ここが第1ポイント。
1週間ほど様子をみて良くなったら風邪。続くなら花粉症の可能性あり。
しかし、風邪が悪化して副鼻腔炎(蓄膿症)などになり、症状が残ることも…。
画像は、風邪から副鼻腔炎になった方の鼻をファイバースコープで見たものです。
鼻のヒダの間や奥から黄色い鼻水が出ており、典型的な副鼻腔炎の状態です。
これを確認したら、まずは「風邪(が悪化した)と認定」
鼻の奥をしっかり診ることでわかります。
症状を聞くだけでは、風邪の初期か花粉症か判断が難しいのが今の時期なのです。
風邪と花粉症が合併している方もいらっしゃいます。
耳鼻科では鼻や喉の奥をファイバースコープなどでしっかり確認することができるので、より的確な診断と治療が可能です。
私は、様子をみてじっくりご自分のカラダと向き合うのも大事なことだと思います。
それが難しいなと思われたら、樹の里クリニックにご相談下さい。
できるだけ速やかに症状を改善させる方法を一緒に考えましょう。
※以前の花粉症の記事もご覧ください
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樹の里クリニック 軽井沢 耳鼻科